不妊症原因のほかに、不妊症チェック診断検査も必要です。
子宮壁に発生した内膜症のために、卵管の子宮筋層内にある部分(子宮同質部)が圧迫されて、二重閉塞しているように見えるケースが増えているそうです。
こうした症例で、ほかにも内膜症を疑わせる所見があるにもかかわらず、不妊症チェック診断検査が精確でないために「回復不能の卵管閉鎖」と診断されていることがあります。
この場合、内膜症の治療薬の服用で卵管の通通性が回復し、妊娠に至る例が少なくありません。このほか、以前に受けた開腹手術や頻回の体外受精が卵管障害の原因となっていることがあります。
40歳過ぎても不妊治療して妊娠できるかという問題はつらいです。